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アラサーになり、将来の不安とともにお金について考えるようになりました。簡単なことからはじめて少しずつお金を貯めることができたので、自分のやったことを紹介していこうと思います。また、お金のことだけだと、息が詰まるので、息抜きとして買ってよかったものなどについても書いていこうと思います

医療費を削減!生活習慣病の種類と予防

生活習慣病とは?

 生活習慣病についてどのくらいご存じですか?病気の原因としてまず思い当たるのは、細菌やウイルスなどの「病原体」や「有害物質」などですよね。また、先祖から引き継がれる、「遺伝」も、病気の発症や進行に影響します。そして、食生活、運動習慣、睡眠時間、嗜好品(お酒・たぼこ等)などの「生活習慣」に起因して発症するものが「生活習慣病」です。生活習慣によって、糖尿病、高血圧、さらにはがん、脳卒中、心臓病など多くの病気の発症や進行に深く関わっていることが明らかになっています。
 生活習慣病とは、生活習慣にかかわる要素が強い病気をまとめて言い表した総称です。 この記事では生活習慣病の注意点や病気の一例、対策方法について解説していきます。

生活習慣病の注意点

 生活習慣病の多くは、発病してもかなり進行するまで自覚症状がほとんど現れないという共通点があります。自覚症状が現れないことから、自ら受診することは難しく、健康診断などで生活習慣病のリスクを指摘されることがない限り、検査結果が病気の診断基準に達するほどの異常値であっても、気づかずに過ごしてしまうことが多いようです。 よって予防や治療というアクションを起こせない、または起こさない人が少なくありません。気が付いたら重症だったということがあるため、とても怖いものだと認識が必要です。

生活習慣によって生じる病気ってどんなものがあるの?

生活習慣に起因して生じる病気の一例を紹介します。

動脈硬化

 動脈硬化とは血管が硬くなる病気です。動脈硬化になると、脂肪やコレステロールの塊が血管の内側にこびりついて血管がせまくなったり、塊が大きくなると、そこに血栓ができ、血管がつまってしまいます。血管がせまくなることで血液の流れが悪くなり、必要な酸素や栄養が全身にいきわたらず、臓器や組織に大きな負担がかかり機能が失われていきます。動脈硬化が進行すると「狭心症」「心筋梗塞」といった心臓の病気や「脳梗塞」などの重大な病気を引き起こします。

○糖尿病

 血液中の糖(血糖)をコントロールする「インスリン」の分泌以上が発生し、高血糖状態になってしまう病気です。進行すると全身に悪い影響を与え、のどの渇きや疲労感を感じることが多くなります。運動不足・肥満・ストレスなどの生活習慣が原因で発症する可能性があります。生活習慣によっておこるのは2型糖尿病です。(1型は遺伝性)

〇 高尿酸血症痛風

 高尿酸血症のために体内で結晶化した尿酸は、関節や腎臓などに溜まります。関節に溜まった尿酸の結晶が痛風発作の原因となります。痛風そのものは短期間で治まっても、高尿酸血症を治さないことには体内の尿酸結晶はそのまま存在し続けてしまいます。痛風は想像絶する痛みのようです。痛風の由来は風がふくだけで痛いことのようです。苦しむ前に対策しましょう。 

メタボリックシンドローム

 真っ先に思い浮かぶのはこのメタボリックシンドロームではないでしょうか?メタボは心筋梗塞脳梗塞など命にかかわる動脈硬化性疾患を引き起こすリスクが高くなります。動脈硬化の予防を目的として、特にリスクの高い人を絞り込む目的でつくられた疾患の概念がメタボリックシンドロームです。BMIが低くても内臓脂肪型肥満に該当し、かつ、血圧や血糖値、血中脂質という軽度の異常が二つ以上重なっていると、メタボリックシンドロームと診断されます。 食生活に注意しましょう。

生活習慣病を予防するには?

〇喫煙をやめる

 たばこには主に3つの有害物質が含まれています。まず、1つ目の「ニコチン」は、 代謝に異常を引き起こし、糖尿病や脂質異常症などのリスクを高めます。中枢神経系の興奮と抑制が生じ、心臓・血管系への影響をもたらします。また、依存症があるので、辞められなくなり、悪循環に陥ります。 
2つ目に「一酸化炭素」。赤血球のヘモグロビンと強力に結びついき、血液の酸素運搬機能を妨げます。これを補うために赤血球が増えた状態(多血症)となり、血液がどろどろになって、血栓ができるリスクが高まります。
最後に「タール」。 さまざまな発がん物質、発がん促進物質、その他の有害物質が含まれています。 

その他にも、肺機能の低下、喘息、息切れなどの症状を引き起こす可能性もあります。百害あって一利なし。手を出さない、もしくは、辞める努力をしましょう。

 〇食事・お酒の量を控える

 暴飲暴食が続くと、脂肪を貯めこみメタボリックシンドローム、糖尿病、高血圧など様々な健康リスクが発生します。脂っぽいものは控えめにする、野菜を多くとるなどを心がけ、食べる量は腹八分目までにしましょう。

 飲酒することによって、満腹中枢がマヒし、暴飲暴食につながります。お酒を飲むときは、脂っぽいものをおつまみに食べることも多いので、おつまみに注意するようにしましょう。

 塩分についても注意が必要です。塩分を取りすぎると、高血圧を引き起こします。高血圧が続くと動脈硬化などを引き起こしますので注意が必要です。1日の塩分は男性8g以下、女性7g以下抑えるように心がけましょう。

〇たくさん動いて、たくさん休む

 脂肪を蓄えないためにも、たくさん運動しましょう。通勤時に1駅分歩くとか、階段を使うとか、ちょっとした運動でも効果があります。「2本の足は2人の医者」という格言があります。たくさん運動して、健康を維持しましょう。

 休養をしっかりとることも重要です。睡眠時間は標準的に6~8時間ですが、快適な睡眠時間には個人差があります。あなたの活動量に応じた適正な睡眠時間をとるよう心がけましょう。「睡眠」に限らず、仕事の合間の「休憩」、仕事をしない「休日」、夏休みや年末などの「休暇」をしっかりとり、心身ともにリフレッシュすることも大切です。

まとめ

生活習慣病は気を付けて生活しないと、いつの間にかかかってしまいます。生活習慣病にかかると、通院や治療のために医療費を多く費やすことになります。最悪、治療が一生続く状態になることも考えられます。そうなる前に、食事や運動、休養を心がけ、ストレスをためないように生活し、健康リスクを意識し、規則正しい生活を送りましょう。